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四季倶楽部の蓼科エトワールに2泊3日

Mixtype No.62 Last Update On 2010-01-12 2009 travel

四季倶楽部の蓼科エトワールに2泊3日

Mixtype No.62 Last Update On 2010-01-12 2009 travel
2009年8月後半平日に宿泊しました。
蓼科に数ある宿泊施設の中から蓼科エトワールを選んだ際に求めていたものは、、、
  • 1泊2食付1人10000円以下
  • それなりの大浴場
  • それなりの食事
  • 周辺がゴミゴミしていなさそうな静かな場所
  • 泊り客に団体客がいない
  • 部屋が和室
これらを念頭において、蓼科エトワールを選びました。
洋室が苦手なもので、部屋が和室と言うのは重要な選考基準でした。
肝心の部屋は理想通りの和室。大人2名ではちょっと広いかなと言う感じで、お客さんの中には大人2名子供2名の方もおられました。

また、特筆すべきは宿の従業員さんが、とにかく物腰が低く丁寧な言葉遣いをなさることと、気さくで物凄く気配りが上手な点でした。ただ、あまりに気配りが効くので、これに戸惑ったり、うっとおしいと感じる方も中にはいるかもしれません。それと、部屋は禁煙ではなかった(2009年8月時点)ので喫煙者にはありがたいと思います。

尚、宿への車での行き方ですが、ビーナスラインから側道に曲がる地点に「四季倶楽部 蓼科エトワール」と看板が立っているので、宿近くになったら、ビーナスライン沿いに立っている看板を注意深く見ていけば大丈夫だと思います。芹が沢からビーナスラインを走って向かう際は、下記の腸詰屋(蓼科ビレッジ)まで行ってしまうと行き過ぎ。ピラタスからビーナスラインを走って向かう際は、蓼科湖に出てしまうと行き過ぎです。

3日通して団体客はいませんでしたが、小さなお子さんを連れた方を多く見受けました。
宿に到着してから立て続けに見かけた時にはちょっと不安を感じましたが、泣き声や騒ぐ音に悩まされるコトはありませんでした。21時前後まで多少ドタバタ音はしていましたが、お早くお休みになられたようで、こちらもぐっすりと眠ることが出来ました。

またこれに関しては、恐らく宿のほうで部屋調整をして下さっているのかもしれません。
2Fフロアが中央の階段から東西に細長く伸びているので、西側に部屋があると、中央の階段を挟んで東側の部屋の音は、耳を澄ましてもほとんど聞こえません。

大浴場ですが、それなりでした。個人的には十分な広さと清潔感。
宿予約サイト等の浴場の画像には浴槽が写っていますが、この浴槽の反対側に洗い場があります。男性風呂の備え付けはボディーシャンプー、リンスインシャンプー、ドライヤー、綿棒、ティッシュ、扇風機。女性風呂はシャンプーとリンスが別々で、メーカーも違うみたいです。タオルとバスタオルはお部屋に用意してありました。

尚、総部屋数自体が少なく比例して総宿泊客数も少ないので、お風呂に先客がいた場合は、ラウンジやお部屋に一旦戻り、時間を置いて一人風呂を楽しむことも可能です。ラウンジにある「数字のパズル」が難しく、このパズルをやっていると時間がすぐに経ちます。

食事は、1泊目夕食は豆乳鍋のコース料理で、2泊目夕食はトマト鍋のコース料理。
トマト鍋と言うものを食べたことがなかったので、楽しみにしていたのですが、
お鍋から取り分けたものに、パルメザンチーズをふりかけて食べるととても美味しかったです。

また、取り分けてパルメザンチーズをかけてそのまま少し時間を置くと、チーズが程よい感じに溶けてきてこれもまた美味でした。ごはん味噌汁お替り自由。ホット珈琲もお替り自由。ビールは瓶ビールで315円。緑色の瓶のキリンのハートランドビールと言うものでした。グラスは冷蔵庫で冷やされたものが出てきます。その他焼酎やワイン、日本酒もあった気がします。

食堂脇に自動販売機があり、ソフトドリンクが120円、ペットボトルが150円、ビール220円、発泡酒140円で売っていました。朝食は納豆、漬物、温泉卵、季節の焼き魚、季節の煮物、焼海苔等々、
これは1泊目も2泊目もそれほど変わらず。(魚や煮物の素材の種類は変わっていました。)
また、1泊目の人と2泊目の人とで朝食夕食共に違いがなかったので、
1泊だけの場合は、トマト鍋と豆乳鍋のどちらが出るかは運次第だと思います。(豆乳鍋も美味しかったです。)

宿周辺には、なにもありません。静か。
NECの保養所やマツダの保養所、トヨタの保養所など企業の保養所があります。
また宿の周りを1周できる道路(10分くらい?)があるので、ちょっと時間が空いた際に散歩したい時はこの道路を散歩すると良いかもしれません。ただ、見どころは何もありません。

宿からビーナスラインに戻り、蓼科湖方面とは逆のピラタスロープウェイ方面に車を走らせると、
途中に腸詰屋と言うソーセージのお店があります。
購入はしませんでしたが、ホットドックなどが売っていました。

ビーナスラインからピラタスロープウェイへの道に曲がり、向かって進むと、途中に同系列のステラ蓼科があります。
蓼科エトワールからここまでは、計測はしませんでしたが、
遠いぞー!と言う感じはなかったので30分もかかってはいません。

ピラタスロープウェイに着き坪庭へと行きました。
ここはゴツゴツの岩が多い道のイメージがありましたが、整備されていて歩きやすかったです。
小学生らしき男の子は、両親を後ろに見、汗をかきながら走っていました。

また、老夫婦の姿も多く見受けられマツムシソウなど高山植物をデジカメで撮影しながら、ゆっくりと一周回っておられました。
尚、山頂の気温は低いので過信せず長袖の羽織れるものは持って行った方が賢明です。
坪庭コースの途中、北横岳への厳しい登山ルートがあるのですが、ここに子供が迷い込まないようロープウェイ内でアナウンスがあります。また、何山だったかは忘れましたが、登山ルートへ向かうコースとの分岐がもう1箇所あります。その先にはちいさな小屋があり、珈琲を飲めるようでした。

ビーナスラインを、ピラタスロープウェイ方面へ曲がらずに白樺湖方面へとそのまま走ると、途中に蓼科山登山口が顔を出します。
向かいに女神乃茶屋があり、斜向かいに登山者向けの駐車場(無料)があります。
その間には、お店やGSはありません。

この日、女神乃茶屋は閉まっていたので何が売っていたかはわかりませんでした。
今度この登山口から蓼科山へ登りたいと思っていたので失敗。。
女神乃茶屋を左手に見て、ビーナスラインを白樺湖方面へと突き進むと、途中見晴台が何箇所かあります。また、女神湖方面と白樺湖方面への分岐があります。

今回は車山へ登ったのですが、車山までのアクセスも思ったほど遠くなく、蓼科エトワールを選んで良かったと思います。
ネットで検索して蓼科エトワールを見つけたのですが、
クチコミでそれほど酷評されているわけでもなく、また絶賛されているわけでもなかったので、
内心は不安だったのですが、十分満足できました。
  • 1泊2日2食付8400円×2日×2名=33600円
  • 瓶ビール4本=1260円
  • 総計34860円
インターネット予約か電話(平日宿泊のみ?)での予約ができます。
電話予約用電話番号:03-5695-3366(年中無休 9:00〜17:00)
参考アドレス:http://www.shikiresorts.com/reserve/reserve_system.html

【個人的メモ】
  • 上信越佐久ICを降りて白樺湖方面へ道なりに進み、吉野家が左手に見える交差点(浅間中西信号)を右折、農ん喜村通過後、緑色の建物(TSURUYA)を左折で女神湖方面へ。
  • 白樺湖からピラタスへのビーナスラインへの入り方は、女神湖方面へ直進し、池の平ホテルを通過後に標識が出てくる。池の平ホテル前の右折路は白樺湖一周の道路。
  • 女神湖にGSあり。
  • 女神湖を1周する際、駐車場の対岸辺りにある桟橋に、歩道から降りるための階段の段差が思った以上にある。
  • 登山前は足元に気をつける