冷蔵庫の自動製氷機の仕組みについて
Mixtype No.61 Last Update On 2010-01-12 2009 column
冷蔵庫の自動製氷機の仕組みについて
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我が家は、現在12年目の1997年製日立の冷蔵庫(R-S36MVP1形)を抱えていますが、自動製氷機が現在壊れています。
現在壊れていると書いたのは、放っておくと直るためです。この放っておくと直る状況が買い換えをためらわせるのですが、
今回はこの何故直ってしまうのかを解き明かそうとネットで調べてみました。
ちなみに我が家の自動製氷機の壊れ具合は、
「製氷皿で氷が出来ているのにトレーに落ちず、氷の上に給水されてしまうせいで氷がくっついて一塊になり、その大きな塊が、いつとなく突如トレーに落ちてくる」
と言う壊れ具合です。
調べていると、自動製氷機の仕組みはメーカーによって違うようですが、「氷が正常に生成できないトラブル」と言うのはどのメーカーでも起きているようです。教えてGoo!やYahoo!知恵袋で「製氷機 壊れた」で検索すると山のようにスレッドが検索されます。
ですが、私が調べた限りでは「自分で直す方法」が見つかりませんでした。
(メーカーの相談センターに電話後、業者によって部品取替えなどが主。)
「放っておくと直る状況」に関しては、何件か同様事例がありましたがその理由は見つからず・・・。
そんなわけで以下、自動製氷機の仕組みについて調べた過程です。
(調べ間違えやメーカーによっての差異があるかもしれません。)
製氷皿の下部に取り付けられている温度センサーが、製氷室内の温度が一定(マイナス18度=アイスクリームが溶けない温度?)の温度になった(製氷室内が十分冷却された)と判断すると
↓
検氷レバーが動き、氷トレーに氷があるか判断。(レバーが氷に触れれば、氷があると言う事)
(検氷レバー(貯氷検知装置、貯氷レバー)の仕組みが良く分からない。自動ならばその動作する時間の間隔は?単純に、押し上げ型での判断なのか?)
検氷レバーがトレーの中は空っぽだと判断すると
↓
給水ポンプが働いて一回分の水を製氷皿に供給します。(給水量はポンプの稼動時間で判断らしい)
↓
氷が出来てくると言うコトは、水の温度から氷の温度へと変化するので
その変化を製氷皿の下部に取り付けられている温度センサーが感知して氷が出来たと判断すると
(氷ができる温度である0度以下が何分か続けばそれは氷っているみたいな感じで判断)
↓
製氷機のギアーが回転し、容器を反転(または、ひねる)させて氷をトレーに落下させます。
製氷室内の温度の検知と、検氷レバーの判断の段階がどうしても解き明かせませんでした。
が、製氷室内の温度が温かすぎては、作った氷も溶けてしまうので
製氷室内の温度の検知はするだろうなとは思います。
参考URL
追記
自動製氷機のしくみを勉強して各所を少し弄っていたら製氷機が復活しました。以下弄った場所及び方法です。
- 製氷室に押し込めてあったアイスノン2個や保冷剤数個を別の冷凍室へ移動した。
- タンクを分解してちょっと丁寧に洗ってみた。
- 製氷室の温度設定を強(一番強い)に設定してみた。
以上です。しかし、どれが復活した要因なのかは謎です。