養分たっぷりの海が極上のホタテを作り出す。
北海道の東側、秘境の羅臼にもほど近い野付半島。ここは、有名な尾岱沼の北海シマエビや秋鮭をはじめ、北海道でも、美味しい魚が水揚げされる所で有名です。中でも帆立貝は今ではとても貴重な天然物。ホタテの旨みが強いのが特徴で、肉厚でぷりぷりの食感、心地良い歯ごたえ、甘さが口の中で広がり、思わずうなってしまう美味しさです。

肉厚の貝柱は一般では入手困難の逸品。
野付産のホタテの大きさと美味しさは、オホーツク海の流氷の恵みのプランクトン、知床半島から野付半島の海底差や、激しい潮の流れによって作られる、海の恵みによるもの。
特に野付の巽地区で水揚げされるホタテは、旨み成分のグリコーゲンがとても豊富な事から、甘みのつよい帆立が育っています。

天然物は、焼くと甘みがさらに増すのが特徴。
食べる際は、まずはお刺身で鮮度の良さととろける甘さを堪能。みみもさっと湯通して、お刺身で。こりこりとした食感がたまりません。また、天然物の野付産のホタテは、焼くことにより、甘みが更にぐっと引き出されるのが特徴。そのため、バター焼きや塩振り焼きも最高の美味しさです。ちなみにバター焼きは、最後にお醤油を少量垂らして食すのがおすすめ。バター醤油の香ばしさがホタテの甘さを更に引き出してくれます。

【ホタテのバター焼きのレシピ】

• 常温で1時間ほど解凍し、ホタテの底部に「へら」をいれ貝柱を貝から切り離す。
• 貝柱とみみを一口大に切ってから焼くと火が通りやすくなります。
• 貝を皿にしてそのまま中火にかける。
• 少量の日本酒をたらして網の上で7分ほど焼く。
• 中身をひっくり返して3分。
• バターをひとかけらと昆布醤油をたらして出来上がり。

また、帆立は栄養面でも、高タンパク、低カロリー、コレステロールも他の貝類に比べとても低く、美容と健康に気遣う方には最適です。アミノ酸の一種、タウリンをたくさん含んでおり、肝臓機能を高め、疲労回復にも効果的です。