Mixtype

腕時計の防水機能の防水性能

Mixtype No.38 Last Update On 2010-01-12 2009 column

腕時計の防水機能の防水性能

Mixtype No.38 Last Update On 2010-01-12 2009 column
腕時計にどの程度の防水性能があれば泳げるのか?
防水性能とは時計に水圧がかかった場合に時計内への水の浸入を防ぐ性質を意味します。
一般の防水時計は規定のバール(bar=圧力の単位。1バールは1気圧と同等の圧力)の基に一定時間試験されています。
性能の種類により、3気圧防水機能を「日常生活用防水」、5気圧防水機能以上の時計は「日常生活用強化防水」とに分けられ、フィート、メートル、気圧等の単位で表示され、フィート、メートル、気圧はその水深に静止した状態で防水性があることを意味しています。

【3気圧防水】
日常生活での汗や洗顔時の水滴、にわか雨などに耐えることのできる程度の防水機能です。雨の日に最低限必要な防水性能です。

【5気圧防水】
水仕事に耐えることのできる程度の防水性能ですが、故意に水の中に時計を入れるのはこの程度では止めた方が無難です。

【10気圧防水】
基本的にはプールに入っても大丈夫とされる値ですが、水泳や競泳など水中で激しい運動をするのには適しません。
さらに10気圧防水でもクロノグラフ機能を持つ時計については、水中でプッシュボタンを押さないように気をつけましょう。
また、温泉など熱いお湯は水圧に限らず温度で内部の油が損傷してしまうので注意が必要です。

【20気圧防水】
水泳や競泳などができる程度の防水性能です。ダイバーズウォッチとしての機能を備えてあるものも増えてきます。
ただ、高圧のシャワーや飛び込みなど極端に圧力のかかる場合には耐えられない事があります。
また、温泉など熱いお湯は水圧に限らず温度で内部の油が損傷してしまうので注意が必要です。

【30気圧防水】
本格的にダイビングをすることのできる性能です。ただし防水性能を維持するために、定期的に防水テストを受けることをお勧めします。防水テストは時計専門店などで行ってくれますので是非足を運んでみてください。
また、温泉など熱いお湯は水圧に限らず温度で内部の油が損傷してしまうので注意が必要です。