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フランス産の自然海塩 ゲランドの塩

Mixtype No.20 Last Update On 2010-01-12 2009 gourmet

フランス産の自然海塩 ゲランドの塩

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ヨーロッパ最北の製塩地帯、フランスはブルターニュ半島南部に、およそ1,800ヘクタールと広大に広がるゲランドの塩田では、今でも古代ローマ時代から全く変わらない、手作業の製法で塩作りが行われています。海水を貯水池に取り入れ、太陽と風の作用によって濃度を高めて結晶化し、できた粗塩を100℃以下の電熱で乾燥させます。採取された塩は乾燥し、天然の風味を損なわないように石臼(いしうす)で引いて袋詰されます。火も動力も使わない、自然の力だけで作られた塩は、マグネシウムやカルシウム、カリウムといった各種の豊富なミネラルが含まれ、独特の香りを生み出しています。尚、ヨーロッパでは、フランス有機農業推進団体(ナチュール・エ・プログレ)により、100%オーガニック商品に認定されています。

フルール・ド・セル(Fleur de sel)
フルール・ド・セルとはフランス語で、直訳すると「塩の花」を意味します。海水が蒸発して塩になる時、最初に表面に浮き上がってきた塩の結晶を「花びらを摘むように」手作業で収穫することから、こう名付けられるようになったのだそうです。ゲランドの塩の中でも全体の約1パーセントしか取ることのできない世界最高峰の塩、フルール・ド・セルは「幻の塩」とも呼ばれ日本でも珍重されています。

ナチュール・エ・プログレ(Nature et progres)
ナチュール・エ・プログレは、フランス有機農業推進団体の認定マークです。このマークの獲得には、周囲の「環境保護」や「添加物の禁止」など、数々の厳しい項目をクリアしなければなりません。EU加盟諸国の食品安全基準よりも厳しい独自の食品安全基準を定めており、特にエコロジーの観点からEU諸国の消費者団体などから高い支持を得ている団体です。