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JRびゅうで東京から蔵王スキー場へ蔵王四季のホテル宿泊で2泊3日

Mixtype No.89 Last Update On 2011-04-05 2011 travel

JRびゅうで東京から蔵王スキー場へ蔵王四季のホテル宿泊で2泊3日

Mixtype No.89 Last Update On 2011-04-05 2011 travel
数あるスキー場の中から蔵王スキー場を選んだ際に求めていたものは、、、
  • 最高滑走距離が長いゲレンデ
  • 樹氷
これを念頭において、蔵王スキー場を選びました。2011年3月上旬の日-月-火の2泊3日で訪れました。

苦手だったスキー場へのバス移動も慣れてきて、今回は山形駅から40分ほどかけて蔵王にある「蔵王四季のホテル」と言う旅館に泊まりました。
上野駅からAM6:18の山形新幹線で約2時間40分程かけて山形駅へ、そこからは蔵王四季のホテルの運営元である「おおみやグループの無料送迎バス」を利用しました。
山形駅の西口にあるバス乗り場(とは言っても標識は出ていなく、タクシー乗り場辺りに止まっています。バスの側面に蔵王四季のホテルと書いてあります。)から、山形市街を経て山道を登っていきました。
尚、東口は路線バスの乗り場になっていました。無料送迎バスを利用しない方はこちらから乗ると思われます。
湯沢や猪苗代の時と同様に銀世界の景色に気を取られているうちにホテルへ着いてしまいました。
ホテルに着いたのはAM10:30くらい。まずはチェックインの手続き。この時にレンタルスキー利用の有無を聞かれます。3日利用で申請。その後、喫煙所脇に荷物を置き、スキーウェアに着替えに大浴場へ向かいました。
着替えた後に、リフト券を買いにフロントへ。2日券のつもりでしたが、3日券もあり更に少し安くなるとのことで、3日券を選択。引換券をもらいます。尚、シニア券はホテルでは買えず、横倉ゲレンデロープウェー乗り場の脇にあるリフト券売り場で直接買うとのことでした。
次にスキーレンタルをしに乾燥室兼レンタルルームへ。従業員は手慣れた様子の方1人。レンタルの仕方はまずスキー靴からで、足のサイズを聞かれます。
湯沢パークの様に数名の係に取り囲まれた状況ではないのでかなり気楽でゆっくりと脱ぎ履きできて良いです。靴を決めたらちょうど良いスキー板とストックを係りの方が選んでくれます。

スキーヤー用の出入り口から外へ。
「ゲレンデ近道」と書いた看板があり、指示通りに行くと少し急な坂を登り、さらに階段を登り、道路を渡って横倉ゲレンデへ。
まずは、リフト券を引き換えにロープウェー乗り場の脇にあるリフト券売り場へ。
ここでキーカード預金として500円を払います。(全期間滑り終わってからカードを返すと500円返して貰えます。)
ゲレンデは広いです。広すぎです。最高滑走距離も地蔵山山頂から滑ればとてもとても長いです。
レストハウスは各々ポイントに色々とありますが、横倉ゲレンデが混んでいる日は大森ゲレンデにあるレストラン大森がオススメです。
料理の種類も豊富ですし、階段の向かい側にはエレベーターがあるので移動も楽々、無料スリッパもあって、2日目3日目と疲れてる時にはとてもゆっくりできます。
たべろぐにもレビューが掲載されています(レストラン大森レビュー)ので参考にどうぞ。
尚、大森ゲレンデの大森クワトロリフトにはフードが付いているので悪天候時には嬉しいです。

樹氷。
樹氷は見ることはできましたが、猛吹雪の中で雪が顔に当たり痛くて、「ゆっくり鑑賞」はできずじまい。
お地蔵様の写真を撮ろうとグローブを脱いだら、次第に指先が冷たくなり、そして痛くなり・・・大変。
真っ青な快晴の空に映える樹氷を見れる人は、運が良いんだなと思いました。とほほ。。
指先が痛くなったら、さっさと滑り降りてしまうのが一番です。指をさすったり、口の中に入れて温めてみたりしましたが効果無し。。

ホテル。
1日目滑り終えて、乾燥室兼レンタルルームに戻りスキー靴、スキー板、ストックをロッカーに立てかけます。
このロッカーが曲者なので、鍵の仕方を良く読んでロックしましょう。
レンタル一式を置いた後はスリッパを履いてフロントへ。フロントでキーを貰います。時間によってはここで夕食の時間を聞かれます。
荷物を運んでもらいながら部屋まで案内して頂きました。
従業員の方は皆々懇切丁寧ですし気配りが素敵です。

お風呂。
夜は離れ湯百八歩へ行きました。露天部分はそれほど広くはないですが、
内風呂は広く照明が暗めになっていて、雰囲気が良いです。そして体の芯から温まります。
離れ湯へ向かう際は、ホテルを出る前に貸して下さるフードつきのダウンジャケットを着ていても寒かったのですが、帰りは寒さが心地よく、ホテルに帰り部屋に戻っても冷たいビールが美味しかったです。
それから足湯が脱衣場の前にありましたが入りませんでした。浴室内にはサウナもありました。
朝はホテルの大浴場へ。こちらは硫黄の匂いはしません。露天部分が広いです。
硫黄の匂いが立ち込めている「これぞ温泉!」と言う感じのお風呂がホテルから離れているのはマイナス点かもしれませんが、こうやって2種類のお風呂があると硫黄の匂いが気になる方には便利ですね。
1日目 夜:離れ湯
2日目 朝:大浴場 夜:離れ湯
3日目 朝:大浴場 チェックアウト後スキー終了後:大浴場
タオルとバスタオルはお部屋に用意してありました。

お部屋。
部屋はとても落ち着けました。
ただ、エアコンを付けっぱなしでいないとならない時は、少し乾燥します。
それと心遣いに感心したのが、簡易の裁縫道具や絆創膏が置いてある点。
尚、夕食中にお布団を引いてくれます。また、二泊三日の場合、2日目に外出したらお布団を畳んでしまっておいてくれます。そしてその日の夕食中にお布団を引いてくれます。
小耳に挟んだ情報ですが、喫煙部屋よりも禁煙部屋の方が部屋がちょっと豪華なようです。(注)私が見たわけではないです。

お食事。
朝食はバイキングで、夕食は懐石風でした。
工夫されていて美味しいですが量が多いです。私はかなり頑張って全部食べきりましたが、多少残していくほうが賢明かもしれません。
朝食は和食(ごはん)洋食(パン)ともにあるにはありますが、おかずの料理の種類が少ない感じを受けました。また、公式ページで売りにしている「その場で作る目玉焼き」なんですが
「その場で作る」って言うと、注文したら作ってくれるような気がしますが、
作り置きが置いてあるので、なんとなくそれを取らなきゃいけないような感じになっています。もしかしたら、作ってくださいって言ったら作ってくれるのかも?

再びゲレンデ。
ゲレンデで気に入った場所は横倉第2ペアリフトを登っていったコース。
ガンガン滑る上級者の方にはどうかわかりませんが、私には雪質も斜度もちょうど良く距離も短すぎず長すぎずのベストコースでした。
このコースで滑っているとなんだか自分が上手いような気がしてくるから不思議でした。
頂上から樹氷原コースを滑り降りてユートピアゲレンデへ向かう際に、コースが徐々に平坦になって行きます。
ここで、スケーティング(スキーで歩く)が苦手な人を、後ろから押してあげてる人を多く見かけました。
今回は悪天候のせいもあって、樹氷原コース、横倉ゲレンデ、大森ゲレンデ以外は滑りませんでしたが、それでも十分楽しめました。

東京から蔵王へ行くとなると、移動時間がかかりますが、最高滑走距離の長さ、コースの豊富さ、そしてなによりスキーをするという目的の他に、樹氷を見ると言う目的をお金を払わずに持てるのは結構大きいかもしれません。


予定を組む際に利用したサイト

【個人的メモ】
バスで40分までは耐えられる。
落としやすい物はジッパーがあるポケットに収納する。
携帯を落としたら、すぐに自分の携帯に電話する。
ゴーグルは高くても曇らないものを。
グローブは高くても指先が冷たくならないものを。
スピードを保ったままターンの回転を早くしていくと不思議な感覚になる。
地蔵山頂の開運の鐘は思ったよりも鳴り響きわたる。