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シックハウス症候群対策 竹炭のある暮らし

Mixtype No.29 Last Update On 2010-01-12 2009 column

シックハウス症候群対策 竹炭のある暮らし

Mixtype No.29 Last Update On 2010-01-12 2009 column
最近の新築住宅で問題になっている シックハウス症候群は合板に使われるホルムアルデヒド等の有害物質に原因がありますが、その他にも、塗料や接着剤(トルエン、キシレン、トリメチルベンゼン等)、断熱材(ジクロロメタン等)、タタミ(有機リン系殺虫剤、フエンチオン等)、シロアリ駆除剤(クロルピリホス)などがあげられます。竹炭は、これら有害物質を吸着すると言われています。

竹炭は燃焼温度によって性質が変わります。400℃以下の低温で焼かれた炭はアンモニアのようなアルカリ性物質をよく吸着してくれ、700℃以上で焼かれた炭は自動車の排気ガスなど酸化物質と、より結合しやすくシックハウス対策には高温で焼かれた竹炭が効果的と言われています。アルカリ性、酸性の分かれ目が600〜700℃の間ですから、この温度帯の竹炭は、両方の特性をそなえています。又、湿気の多いときには、これを吸収し、乾燥してくると吸収した水分を放出して室内の湿度を調整する調湿機能が優れているのもこの温度帯の物とされています。

シックハウス症候群とは?
住宅の建材、床下の薬剤処理木材をはじめ、生活用品や家具、カーテンなどからも発生する揮発性の化学物質が要因とされる体調不良のこと。まだ解明されていない部分もありますが、化学物質の濃度が高い空間で長期間暮らしていると、健康に有害な影響が出るおそれがあります。

症状としては
●目に刺激感があり、チカチカする
●頭痛やめまい、吐き気がする
●鼻水や涙、せきが出る
●鼻やのどが乾燥したり、刺激感や痛みがある
●なんとなく疲れを感じたり、眠気がする
●皮膚が乾燥する、赤くなる、かゆくなる
新築や改築がきっかけとなる場合が多く、その背景には住宅の気密性が高くなったことや、ライフスタイルの変化で換気が不足しがちになったことなどがあげられます。