青と黄を基調とする調和的な色彩などにおいて卓抜した手腕を示したフェルメールの代表作が、この青いターバンの少女です。別名、真珠の耳飾りの少女と呼ばれ、黄色の服を着て青いターバンを頭に巻き耳にイヤリングを付けた少女の一瞬の振り向きざまを捉えた、今にもここから抜け出して動き出しそうな、そんな美しくとも鋭い少女の眼差しとフェルメールブルーが鮮やかに表現されているこの作品に多くの人が魅了されています。フェルメールとは?
フェルメールは、実はその生涯が謎に包まれた画家です。当時、オランダで流行した室内画で入念な構成、青と黄を基調とする調和的な色彩などにおいて卓抜した手腕を示しました。その青の美しさはフェルメールブルーと呼ばれています。また、19世紀に専門家によって見直されるまで、歴史の塵の中に埋もれていたフェルメールですが、今日ではオランダを代表する絵画の大家として称えられ、「静謐な空間」と表現されるその作品は、完璧な静けさと平和な空気に満ち、優しい光が全体を覆っています。真贋に疑問の残るものも含め、彼の作品は全部で35点前後しかないのだそうです。
マウリッツハイス美術館
青いターバンの少女やデルフトの眺望と言ったフェルメールの作品を所蔵するマウリッツハイス美術館は、オランダのデンハーグと言う町にある静かな美術館です。
住所:Korte Vijverberg 8, 2513 AB Den Haag
電話番号:+31(0)70 3023456
営業時間:火〜土(10:00〜17:00)日祝(11:00〜17:00)(ただし4月1日〜9月1日は月曜日も開館)
2008年、日本でフェルメール展が開催
2008年が日蘭修好通商条約締結150周年、そして、2009年が徳川家康により日蘭貿易が開始されてから400周年という記念すべき年になることから2008年〜2009年を日本オランダ年とし、それを記念して2008年8月2日から同年12月14日の期間、東京都台東区上野にある東京都美術館でフェルメール展が開催されます。
東京都美術館
住所:東京都台東区上野公園8-36
電話番号:03-3823-6921
営業時間:午前9:00〜午後5:00 金曜日は午後8:00まで(最終入館は終了の30分前)
定休日:月曜日(月曜日が祝日の場合は開館し、翌日休館)
最寄り駅:JR上野駅or東京メトロ上野駅
備考:桜の名所として良く取り上げられる上野公園内にあります。
TBSによるフェルメール展開催概要
青いターバンの少女の出展は、まだ決まっていない模様です。(08/04/18現在)
